読み物

料理が楽しくなるエプロンと
特大トートバッグ、作っちゃいました。

「こんなのあったらしあわせだよね」そう思ったら
形にしないでいられない男・鳥羽周作。

今回、シズる商店がご提案する
エプロンとトートバッグも、
一流シェフでありつつも
無類の洋服好き、という側面を持つ
鳥羽周作にとって
理想的なデザインと素材感、
機能などを兼ね合わせた
大大大大自信作となっています。

料理が楽しくなるエプロンと
なんでも入れちゃいたくなるトートバッグ。

シズる商店・番頭の鳥羽周作が語り尽くします。

ありそうでなかった
理想的なエプロン

エプロンもトートバッグも触ってみてすぐに
「あ、これは上質だわ」と思いました。

鳥羽

ほう、やはり気づかれましたか。
生地の質感、丁寧な縫製、
色合いや風合い…。
明らかに良さが「わかっちゃう」んですよ。
服作りのプロと料理のプロがデザインして、
新潟県の老舗縫製工場「K2 FACTORY」さんが、
イメージ通りのものを形にしてくれた。
K2 FACTORY」さんの縫製はとっても丁寧で、仕上がりが本当に素晴らしい。、
それを実感できるプロダクトだと思います。
「こういうの欲しい」ができちゃった感じです。

できちゃいましたか。

鳥羽

できちゃいましたねぇ。
どちらのアイテムも日常使いするもの。
機能性も追求したいし、
もちろんおしゃれでいたい。
どちらも両立するものがあれば、
きっと毎日が楽しくなると思うんです。

毎日が楽しくなってしまう!!

まずはエプロンのこだわりポイントを教えてください。

鳥羽

ウェアとしてのかっこよさは相当意識しました。
キッチンにいてもさまになるけど、
ジャケットを羽織ったら
そのまま出かけられるくらいのものにしたかった。

色もネイビー、ベージュ、ホワイトの3種類。
どのカラーもとってもおしゃれです。
ホントに“外着”になりそう。

鳥羽

僕は料理や店作りをする上で、
ストリート感覚を大切にしています。
だから店で着るウェアにもこだわる。
もともとの“出自”が
ストリートってこともありますけど、
ファッションに興味のある若い子が、
料理の世界に
一歩踏み出してもらいたいんですよ。
このエプロンがそのきっかけになったら、
僕はすごくうれしいですけどね。

キャップとの相性も最高です
              
鳥羽

スポーツや音楽を「やる」ときって、
格好とかスタイルを気にしたりしません?
たとえばサッカー少年はプロ選手に憧れて
同じスパイクを履きたいって気持ちがあるし、
あのアーティストと同じギターを使いたい、
とかってあるわけじゃないですか。
要はプロが使ってるものと。
同じものを使いたい、という欲望。
でも料理の場合、フライパンとか鍋は
「プロ仕様」はあるけど、
ウェアに関してはほとんどないんですよね。

“プロ仕様のエプロン”ってあまり聞かないです。

鳥羽

まぁ、あるにはあるんですけど、
個人的には使いたいものがない…。
だから結局は僕が欲しかったプロ仕様のエプロンを
自分でつくっちゃったんですよね。

ぶっちゃけましたね(笑)。

鳥羽

だから自信作だし、みんなに使ってもらいたい。
とにかく無駄なものを省き、シンプルに
でも機能性は損なわないことを重視してます。
たとえば左胸のペン差しは絶対に外せないポイント。
これが、めちゃくちゃ使えるんです。
僕はここにピンセットを差したりします。

 

「ペン差しはピンセットを入れたりすると便利です」by 鳥羽
鳥羽

ポケットは通常より下に配置して、
そこにもペン差しを設けました。
ポケットの大きさ、深さも
実際に料理する立場になって考え抜いて
「ベスト」にチューニングしています。
だからめちゃくちゃ使いやすい。
おしゃれだけど、
使えないものにはしたくなかったし、
機能的だけどおしゃれじゃないものもダメ。
そこの絶妙なところを狙っています。

狙った結果、日常が楽しくなるアイテムとなった。

鳥羽

そうそう!
豊富なサイズ展開だから、
自分にあったサイズも選べるのも最高です。
ちなみに青山のレストラン「Hotel’s」で
使っているものとまったく同じなんですよ。
レプリカではなく“完全に一致”ってやつ。


Hotel’sのロゴマークも。これで自宅がHotel’sに
鳥羽

本当にプロがプロの現場で使っているものと
同じものを提供したかったんです。
もちろんプロ仕様を追求しすぎて
家庭で使えなければ意味がないので、
Hotel’sでのエプロン開発の段階から、
プロの厨房でも家庭のキッチンでも、
どちらでも使えるように設計しています。

僕たちが目指しているのは料理の“民主化”

 

トートバッグもS・M・L・XLの4サイズ展開。
XLがやたらと大きくて気になりますね。

鳥羽

いいでしょ?
XLサイズはIKEAのキャリーバッグを
イメージして作ったもので。
あれくらい大きくて、
頑丈でかっこいいバッグがあったらいいなぁ…
だったら自分たちで作っちゃえと。

トートも結局は自分が欲しいものをつくっちゃった。

鳥羽

否定しようがない事実ですね(笑)。

(サイズは4種類、色はネイビーとベージュの2種類)

XLは、なんでも入りそうですね。

鳥羽

縫製もしっかりしてるから、
食材も相当買い込めますねぇ。
僕はいつも料理道具やら食材を
持ち運ぶことが多いので、
これくらい大きいバッグでちょうどいい。

激推しのLサイズ。なんでも突っ込んじゃおう
鳥羽

このバッグも洋服に興味がある若い人に
気軽に使ってほしいし、
エプロン同様、これを入り口にして
料理をはじめたり、レストランに来てくれたら
めちゃくちゃうれしいです
そうやって“間口”を広げることも
こういうアイテムを出す目的の一つなので。

間口を広げる?

鳥羽

はい。語弊を恐れずに言うと
料理界は閉鎖的な部分も少なからずあります。
もちろん、リスペクトすべき方々もいるし、
勉強させていただく料理人もたくさんいる。
でも、ほんの一部の
一流料理人だけが通れる「道」だけを歩いていたら、
僕が目指している世界を達成できないと思っていて。

料理の世界の“内側”に閉じるのでなはく
外の世界にアプローチをかけていきたいと。
ちなみに鳥羽さんがやりたいこと、とは?

鳥羽

一言でいうと、料理の“民主化”です。
料理はもっと気軽にやっていいし、
修行をした人だけが極められるものでもない。
もっと一般化すれば、
すごい料理をつくってしまうプレイヤーだって
出てくると思うんです。
とにかく、みんなが食を通じて
幸せを感じられる世界をつくること。
そんな未来を僕は仲間たちとつくっていきたいし、
そこに続く道を歩んでいきたいんですよね。

エプロンもトートも
料理の民主化のためのアイテムであると。

鳥羽

とか言っちゃうと、壮大な話に聞こえますけどね。
でも高級フレンチの店やろうが
ミシュランの星を獲ろうが、
僕のコアな部分って変わってないんですよ。
僕のキャリアスタートはカフェで、
その次がハンバーガー屋さん。
そこからレストランの世界に入ってきた、
“ストリート上がりのシェフ”。
だからレストランの料理がすごいとか
フレンチだから偉いみたいな感覚はなくて。
全然、そこの上下はない。
ハンバーガーだってすごい料理です。
実際、Hotel’sでもハンバーガー出してますしね。

Hotel’sのハンバーガー、一度でいいから食べてみて

鳥羽

 

 

ハンバーガーってワンハンドで食べられるし、
ミニマルなレストラン体験ができるじゃないですか。
僕にとってハンバーガーをつくることは原点回帰。
だからこれからもハンバーガーをつくるし、
もっともっとおいしくできると思ってるんです。
そして僕がそうだったように、ストリートから
料理の世界を極めていく若いプレイヤーが
出てきて欲しいなと思ってます。
で、その時に、僕らのエプロンとかトートとか
サラッと使ってくれてたら僕、泣いちゃうじゃないかな(笑)。
うん、その未来。最高。

 

この記事の商品

シェフと職人がつくったエプロン

エプロンだって、料理道具のひとつです。
プロとしてのこだわりを詰め込んだ一枚を、洋服のプロと相談しながら仕立てました。
タッグを組んだのは、新潟県長岡市での小ロットの生産にこだわり、丁寧な仕事に定評のある老舗縫製工場、K2 FACTORYさん。
まず前提になるのが、料理店の現場でも使える本格仕様であること。
たとえば、さっと手の届くその場所にポケットやペン差しを。
位置は1mm単位で調整しました。
もちろん生地もチノ素材で丈夫なつくり。洗濯機で洗えます。
そして、フリーサイズではなく、体型に合わせて選べるS・M・Lのサイズ展開にこだわりました。
料理人としては、立ち姿がカッコよく見えることも大切だからです。
他にも、ここでは語り尽くせないディテールが満載です。
目指したのは、プロの大満足。ご家庭ではなおさら、大活躍するはずです。

くわしく

この記事の商品

シェフと職人がつくったトートバッグ

料理人は、バッグにもこだわります。
厨房を出て、訪れた先で料理をすることも多々あるため、大事な道具を入れるバッグにも気をつかう必要があるのです。
このトートバッグは4サイズ展開。
XLサイズまであるのは、料理道具や着替えなど、荷物の多い料理人の移動を考えての仕様です。
カラーは2色。ネイビーとベージュ。
それぞれに、シズる商店のシェフの鳥羽周作が手掛けるレストラン「Hotel’s」と「sio」のロゴが入っています。
キャンバス生地で、しっかり丈夫。
こちらもエプロンと同じく、新潟県長岡市での小ロットの生産にこだわり、丁寧な仕事に定評のある老舗縫製工場、K2 FACTORYさんにお願いしました。
一皿の料理をつくるつもりで、大切に仕立てました。
あらゆる方の毎日に、おいしいトートバッグです。

くわしく